RUBBISH-MAGAZINE

毎日5万回見に来て

ジョニーとのび太のインターンシップ【21卒就活奮闘記】

こんにちは、「PREECY」です。

 

今回は「21卒理系大学院生の就活奮闘記」第3弾!

 

前回までのあらすじ

就職活動を始める決意をした右実。

しかし、何から始めていいか分からず右実は途方に暮れてしまう。
そんなときにたまたま“インターンシップ”の存在を知るのだった。

【サマーインターンシップ申込編】

 

就職活動というものは恋愛に例えられることがある。

出会いはご縁であり、実際に入社(交際)してみないとホニャラララとかいうことらしい。

 

 

人間界に生を受けてこの方、我がジョニーには惨めな思いを強いてきた。

ほかの男どものジョニーの中には、夜の一線を縦横無尽に反復横跳びし、桃色世界のおしくらまんじゅうに連日明け暮れている不埒な輩もごまんといるにも関わらず、我がジョニーはというとその持ち前の豪腕は鳴りを潜め、愛人たる右手との哀しき自己研鑽に励むのみである。

 

俺のジョニーは毎晩の自己研鑽をかかさない勤勉家であるが、そんな息子に外の世界を見せてやりたいと思うのが親心というものだろう。

 

しかし、夜の大海原への船出のときは一向に来る様子はない。俺という不甲斐ない主人を持ってしまったばっかりに、すまないジョニー。今夜も海は大荒れだ。

 

 

つまるところ、俺は俗に言う“童貞”というやつなのだ。

 

色恋沙汰の対岸からカップルどもに石を投げ、人の恋路を邪魔することで飯を三杯食ってきた俺にとって、恋愛に似ているという“就職活動”は少々相性が悪い。

 

f:id:rubbish-magazine:20190611181355p:plain
f:id:rubbish-magazine:20190611180920p:plain

 

しかし、厳しい現実から目を背けていても事態は好転しない。

 

 

とりあえず俺は先日知ったインターンシップとやらから始めてみることにした。

 

ネットで調べた情報によると “インターンシップ”とは

「学生が就業前に企業などで就業体験をする」

というものらしい。

 

f:id:rubbish-magazine:20190613030510p:plain

 

企業側からすれば、企業の知名度向上や優秀な人材と早期にコンタクトが取れる

学生側からすれば、職場の雰囲気を知ることができ、業界研究・自己分析に役立つ

というWIN-WINの関係なわけだ。

 

実際に職場の雰囲気を肌で感じることは、大学でパソコンと見つめ合っていても得られない貴重な体験であろう。

 

 

 

俺は以前からある研究機関に興味があった。

 

 

もちろんサマーインターンシップはそこに行こうと考えていたので、申込をすることにした。

 

必要だった書類は

 

・色んな個人情報を書くやつ

・希望する実習テーマと志望理由

・宿舎貸与申請書

・学業成績証明書

 

このとき注意しないといけないことが

 

・なにやら偉い人たちから申込書類にハンコを貰いに行かなければならないこと

・志望理由を書くのは思ったより時間がかかったので、早めに考えておくこと

 

とりあえず準備を早めに始めよう、ということだ。

 

また、俺が応募したところのインターンの選考はこれらの書類の提出のみだが、他の企業では面接があるインターンなどもある。

 

俺は人と会話する際、喋る前に「あっ...」と言ってしまうタイプの『コミュ障』で、その姿はさながら小林製薬である。

そんな俺にとって「面接」がないというのは非常にありがたかった。

 

 

 

そんなことはともかく、とりあえず夏季インターンの申込が終わった。

 

 

だが、これで終わりでいいのだろうか。

 

俺が応募した研究機関は独立行政法人という少し特殊なところである。

 

そこだけを知って業界全体を知った顔をするのは、劇場版ドラえもんだけを観てドラえもんを語るようなものだ。

 

実際のドラえもんはそんなバトル展開にならないし、ジャイアンはそんなにいいやつじゃない、のび太さんは相変わらずエッチだ。

 

ドラえもんを「のび太がエロい」物語と認識している人がいたら、そいつはドラえもんを知っているとは言えないだろう。

 

 

そんなわけで俺は次は普通の一般企業にインターンの申し込むことにした。

 

 

 

のび太の本当の姿を知るために...